オール電化住宅のメリット

フル装備のオール電化住宅

 

 

オール電化住宅では、IHクッキングヒーターやエコキュートなどが注目されていますが。そこに加わるのが太陽光発電ということになります。これについても一般家庭用の太陽光発電システムの広告が増えてきているのを感じていると思います。

 

 

大手住宅会社の大和ハウスでは「ジーヴォ」というエコハウスを積極的に展開しています。その機能の骨子となっているのが外張り断熱と太陽光発電の組み合わせで、これで年間光熱費を40%カット、年間CO2の排出量を45%カットするとされています。

 

 

又、オール電化のリフォームについても多くの事例が出しています。パナホームなどは本体が電機メーカーですから、オール電化住宅はメイン商品となっているようで、パナホームの「エルソラーナ」は、ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エレクトリックで大賞を受賞しています。これは優れた断熱性能やソーラー発電システムをフル活用した住宅で、CO2排出量と光熱費の大幅な削減を実現しています。エコを体感するために宿泊体験ができるモデルハウスもあり、いかに力を入れているかがわかりますが、パナソニックにはエネファームという燃料電池の給湯システムもあります。

 

 

こうしたオール電化住宅を新築するのはなかなか大変ですが、そんな点に応える住宅用太陽電池も各社から登場しています。京セラは以前から太陽電池の開発に取り組んでおり、家庭用のタイプだけでも4種類あります。

 

 

ベーシックタイプは「エコノルーツ・タイプR」と「エコノルーツ・タイプG」で、これらは屋根置き型としては高性能な後付け型の製品で切り妻屋根の和風住宅にも対応しています。

 

 

スペース重視型の「サムライ」なら狭い場所に対応し、屋根材と一体になった「ヘイバーン」という新築用もあります。こうした機種はパナホームのエルソラーナ、積水ハイムのおひさまハイム、旭化成ホームズの発電ヘーベルハウス、ミサワホームのスマートスタイルゼロなど、各社のエコ住宅にも採用されています。こうした機器によるオール電化住宅ですが、保険においても火災保険の特別割引やローン金利の優遇制度もあるので、初期の設備費用は高くても、将来的には安全性も含めて魅力的だと思います。